小学校受験の記録

2015秋、神奈川県下の私立小学校を中心に受験した際の記録です

子供に合否を伝えるか

 うちは子供に合否を最低限は伝えていました。本当は、最後まで結果を気にせず、黙々と試験を受け続ける環境を整えてあげることが出来ればそれが一番良かったと思います。そうであれば、全ての試験を終えた時に、合格している学校の中から、親がココと決め、その学校に向けて気持ちを高めてあげれば、子供はハッピーに過ごせるはずです。

 

 でも、うちの場合は、子供なりにどこが本命で、どこが次で、というのは十分認識していましたし、お教室に行けばお友達から合否の情報も入ってきますし、親の様子を見ても子供は敏感に感じ取ると思い、隠すのはやめて、必要に応じて淡淡と伝えていました。

 

 10月下旬のスタートから約1ヶ月間、合否の結果が入る中で、次の学校に向けてテンションを保たなくてはならない中、幸いだったのは、不合格になった学校の存在は、子供の頭の中ではあまり気にかからなかったらしく、受験期間真っ只中の時には合否を気にする様子がなかったことです。なので、「合格」や「補欠」の前向きな部分だけをインプットして、なんとかモチベーションを保つことができました。後日、全てが終わってから、子供もとある学校のことを思い出したのか、「◯◯小学校は?」と合否を聞いてきましたが、その時は「そうねぇ、この段階で連絡がないから、ダメだったのかもしれないね。でも◯◯小学校に行けるから全然いいよね!」と伝え、全てが終了したように思います。

 

 本命校とそうではない学校と、いろいろな学校を受験する中で、その順番や結果がきわめて順当であればこんな苦労はしないはずだと思いますが、受験は水もの。いろいろな状況があり得ます。そうなったときに、できる限り子供のテンションを落とさず、傷つけないために、ポイントは、子供に、いつが合格発表なのかや、合格発表の方法を伏せておくことです。そうすれば、口から出任せでもなんでも、多少のごまかしがききます。