小学校受験の記録

2015秋、神奈川県下の私立小学校を中心に受験した際の記録です

出願のタイミング

神奈川は、考査解禁日に各校の考査が集中します。この日に1校だけ受けるという家庭はそれほど迷いなく、期日通りにきちんと願書を郵送すれば良いと思います。大変なのは1日2校受けたいというパターンです。

 

◯試験の時間帯を選べる学校

もともと併願希望者の存在を前提に、考査を午前か午後か選べるタイプの学校があります。この場合は調整がしやすいです。A校を普通に午前中に受け、B校を午後に希望しておけば良いわけです。ただし、それでも、A校が人気校だったり、考査時間が長いという学校の場合は、午前中でも早い組に入れてもらえないと、午後の試験までにバタバタと余裕がなくなる危険性があります。

 

◯試験の時間帯を選べない学校

だいたいがこのパターンだと思います。ただし、学校によって受験番号をどのように振っていくのかはクセがあります。願書の受付順というところもあれば、誕生月順というところもあります。男子と女子で時間帯が異なる学校もあります。これらを組み合わせて、できる限りの努力・工夫をするしかありません。

 

うちは、なんと午前中に2校受けるという荒技に挑戦しました。1校は朝一に受け、終わり次第もう1校に駆けつけるというパターンでした。朝一の受験番号を取るために、その学校の近くの郵便局に出願日の0時に行って郵送手続きを取るということもしました。夫が0時を目指して出向いたところ、同じお教室の知り合いも含め、それなりの人数の方が同じ目的でいたそうです。

 

午前中に2校。そんな無茶苦茶なと自分たちでも思いつつ、フタを開ければ、同じ行動パターンの人が何人かいました。しかし、このパターンはあまりお薦めはできません。そもそも慌ただしいし、子供も1校目で舞い上がっていて、うちの場合は2校目は学校に入る段階で落ち着きがなく、結果もNGでした。ただ、同じように行動して、両校とも見事に受かったお子さんもいます。こればかりは子供の実力。自分の子がどうすれば力を発揮できるタイプか判断するのも親しかいません。悩ましいですが、うちは「これをやらないと後悔する!」と思ったので踏み切りました。きっとNGだった2校目は、普通に受けてもダメだったかもしれません。薦めはできないものの、やって良かったとは思っています。