小学校受験の記録

2015秋、神奈川県下の私立小学校を中心に受験した際の記録です

補欠が繰り上がるタイミング

うちは第一志望校が補欠でした。補欠って辛いです。それから1か月以上、もしかしたら電話がかかってくるかもしれないと、携帯電話を手放せず、宙ぶらりんな気持ちで過ごすのがどれだけ辛かったか。

 

補欠の発表にもいろいろあるようです。ただ「補欠」というステータスが与えられるだけの学校。「補欠◯番」と、順位がある程度示される学校。補欠の発表をすることなく、順次不合格者から繰り上げていく学校があると聞いたときには驚きました。

 

うちの場合は、ただの「補欠」というステータスが与えられるだけの学校でした。補欠の中でどのくらいの位置にいるのか、繰り上げが濃厚なのか、極めて可能性が薄いのかがまったくわからないのは精神的にシンドイものです。

 

神奈川県の場合、補欠が繰り上がるタイミングは3回と言われていました。1回目は都内の難関校が落ち着くタイミング。2回目は横浜国大附属や慶應横浜初等部が開くタイミング。3回目は筑波大附属が開くタイミング。つまり、手続き等の段取りを考えても、1月中旬が繰り上がりのラストチャンスかなと思えるわけです。

 

でも、うちが繰り上がりの連絡を受けたのは、2月に入ってからでした。ちょっと想定外のタイミングだったので、都内校の玉突きというよりは、どちらかの家庭の転勤など、ハプニング的な要素でいただけた合格だったのかもしれません。すでに他校に入学することを決めていたので、幻の第一志望合格となりましたが、心底嬉しかったのを今でも生々しく覚えています。ようやく報われたという思いでした。

 

学校の中には、入学後に、それこそ転勤などで欠員が出た場合に、ある程度の期間までは、その年代の補欠の有資格者に声をかけて定員を補充することもあるようです。補欠は辛いですが、されど補欠。されど補欠、なんです。